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大和同志会とは・・・

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 大和同志会は1912年(大正元年)8月20日、松井庄五郎や坂本清俊ら県内の被差別部落出身の富裕層を中心に奈良市内で設立された。全国水平社が創立される10年前に設立され、被差別部落の環境改善や差別解消を目指して活動した。
阪本清一郎や西光万吉らによって水平社が結成された後も、広い視野からの活動を続けた。
これまでは、大和同志会がとった「融和運動」は協調主義的だとしてマイナスイメージでみられてきた。しかし、部落の自治を強固にし、自主・自立を提起しながら、差別の不当性を継続的に訴えた姿勢は、今日の部落解放運動に通ずるものが
ある。

 

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